空に向かって走る

ときどき英会話、ときどきTOEIC、ときどき便利なこと。思いついたことを書きためます。

英会話で超便利ワード「Provide」をもっと使いこなす

基本の動詞の1つ「Provide」

レアジョブで先生と会話をしているとよく耳にする動詞の1つがProvideです。

よく耳にするんだけれども、自分からはなかなか使えていない動詞だなっていう印象があります。

私はいつもDaily News Articleというレアジョブの教材を使っていて、毎日日替わりの短めのニュース記事を題材にして先生とコミュニケーションを取るといった内容です。

ニュース記事を読み終わると先生は内容に関する質問をして答えなければならないのですが、そのときによーーく使われるイメージが私の中ではあります。

 

例えば、以前にドローンに関する内容の日がありました。

先生「このドローンはどういった機能がありますか?」

解答例「It can provide details about the animals’ species, health condition, and population.

こんな感じで使われていました。

もし上の解答例の下線部を説明するときに、みなさんならどんな動詞で表現しますか?

私の場合は、長ったらしい遠回りな説明になっていたと思います・・・。

なるほど、provideって便利な動詞なんだな〜って感じたんです。

Giving

ということでprovideがどういった使い方ができるのか、復習しようと思います。

 

privideには動詞としていくつか意味があります。

Weblioより

供給する、(…を)提供する、与える、(…を)供給する、(…と)規定する

 中でも特に使用頻度が高いのが「提供する」です。

「提供する」というと何か「物」をあげるような意味をイメージしてしまいますが、Provideが便利単語な理由は、サービスや情報、機能など様々なものを与える意味で使える点だと思います。

 

Oxfordの辞書で調べてみると、

to give something to somebody or make it available for them to use

provide something 

The hospital has a commitment to provide the best possible medical care.The report was not expected to provide any answers.Please answer questions in the space provided.

上の解説の下線を引いた箇所がすごくprovideの特徴を表しているのかなと思いました。

giveのように何かを相手へあげるだけでなく、「相手にそれを利用可能にする 」という意味が含まれているんですね。

サービスの提供という際にもprovideが使われるので、この「利用可能にする」というのがよく分かると思います。 

#give

それを踏まえて、レアジョブの先生が解答例として示してくれた、

解答例「It can provide details about the animals’ species, health condition, and population.

を見てみると、納得だ〜って思いませんか?

もう少し深堀りしてみた:Provide vs Give

もう少し違った観点で、HiNativeで調べてみるとGiveとProvideの違いについての回答がありました。

個人的に辞書の堅苦しい表現よりもビビッときたのでお勧めです。

hinative.com

Give: when you give someone something without any strings attached (no conditions required). In Japanese, I think it is くれる.

Provide: to give something in order to achieve a certain goal or task.

Offer: 提供 or オファー。The person or organization makes an offer (an option) to you or a group of people and you can either choose to accept it or decline it. It sometimes comes with good deals, or sometimes used as an alternative.

ざっくりまとめると、

Giveは相手にものをあげる意味で、なにか要求とか条件があるわけでもなく、単純に「あげる」というイメージ。

Provideはあげるための背景に何かしらの理由があって、それを達成するために何かをあげるというイメージ。ちょっとGiveよりは複雑な感じがしますが、背景になにかがあるっていうのが分かりやすくないですか?辞書で表現されていた、「利用可能にする」がこれに相当しているのかもしれませんね。

これまた似ている動詞のOfferは「選択肢を与える」というイメージ。断ってもいいし、受け取ってもいい。

ふーん、なるほど。

 

シンプルな動詞は使い勝手が良い反面、きちんと理解して整理するまでに時間がかかりそうです@@

これからはProvideを自分の英語に積極的に取り入れるようにしようと思いました。