空に向かって走る

ときどき英会話、ときどきTOEIC、ときどき便利なこと。思いついたことを書きためます。

英会話の基礎固めの鍵は『型』にあり!?使える言い回しを増やそう

パターンイングリッシュとの出会い

英語が話せる方に勉強方法について尋ねると、よく聞く答えが『パターンを増やすこと』というものです。

英会話の学習を初めたばかりの頃は、見向きもしていませんでした@@

が、2年間英会話をの勉強をして、私も『パターンを増やすこと』が英会話学習の最短ルートではないか!?と思うようになりました。 

 

セブの短期留学の際に受講した、パターンイングリッシュというクラスでは、シチュエーションごとに使える表現をひたすら練習する内容だったのですが、思っていた以上に良かった!!

それぞれの言い回しは文法の基礎ができていれば、なんてことないのですが、自分でその場で考えるより、むしろパターンとして覚えてしまったほうが楽かもしれません。

 

『パターンのまま覚えてしまうと応用が効かないのでは?』と思っていましたが、そんあことはありません。

パターンといっても、覚えるのは出だしの部分だけで、後半はその場に応じて作る必要があるからです。

Far away from home

 例えば、

Correcting Yourself

自分の思っていることがちゃんと相手に伝わっていなくて、より明確に言い換える際の言い回しについてです。

・What I mean is〜

・What I meant was〜

・Let me put it another way.

・What I'm saying is〜

・What I'm trying to say is〜

・Don't misunderstand me,〜

・If I said that, I dindn't mean to〜

・Let me rephrase what I just said.

こんな感じで様々なシチュエーションでの言い回しを教わりました。

特に難しい内容ではないけれど、こうやってシチュエーションごとに教わると非常に分かりやすい!と感じました。

使い方はこんな感じ、

Student 1:I never learn anything in shcool.

Student 2:Do you really mean that?

Student 1:Well, what I mean is I don't think I learn very much - maybe from one or two teachers but not all.

実際に、その後のグループレッスンでのディスカッションの授業でも、上で習った言い回しは即座に使うことができました。

上の言い回し全てを覚える必要はなく、覚えやすいものを2, 3個を自分のものにすれば十分かと思います。 

 

「これで話せる」英会話の基本文型87

これから英会話の勉強を始める方へオススメなのが、こちらの参考書です。

あんまり話題に挙がることがないけれど、私個人としては非常にオススメです。

瞬間英作文などの出版社で有名なベレ出版によるものです。

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この参考書は、

日常会話でよく使う表現の「変化しない骨組みの部分」の類型を「文型」と呼び、87パターンの文型をあげて、その文型ごとに日常会話表現を整理したもの。

文法であれこれ表現を考えるのではなく、骨組みを覚えてしまうこと(構造から理解すること)で、英語表現の幅を広げよう!という考えに基いています。

 

冒頭でも書いた、パターンがこの本での文型だと思ってください。

本書では、全部で5つのPartで構成されています。

Part 1:「人」が中心の表現

Part 2:「もの」が中心の表現

Part 3:助動詞を使った表現

Part 4:命令表現

Part 5:疑問詞を使った表現

例えば、 Part 1の「人」が中心の表現では「I'm〜」という基本的な言い回しから始まり、「Aren't you〜ing?」「Don't you〜?」といった否定疑問文、「I'm sure〜.」「I'm afraid〜.」などの解説がされています。

基本的な言い回しはもちろんのこと、知っているけど即座には口から出て来ないようなものまでが1つの型に含まれているのが非常に素敵!

 

複雑なことは考えずに「そういう型として覚えちゃえ!」と思ってからは普段の会話でも自然と使えるようになりました。

本当に日常会話でよく使う言い回しを整理してあるんだな〜と感じます。

 

本書のもう1つの魅力は、型の紹介だけではなく、その解説にあります!

例えば、それぞれの型ごとにまず例文が10個紹介がされます。

その次に、その詳細な解説と、発展した内容が解説されています。

下の写真の左側が例文の一覧で、右側がその詳細な解説です。

ちょっと写真だと分かりにくいですが、かなり広がりをもった解説がされているため、是非とも隅々まで読み込んで欲しいです@@!

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 上の写真のPattern 39は「Is there+単数名詞?」「Are there+複数名詞?」についてです。

発展の解説では、「Is there〜near here?」を使って道を尋ねる表現としても使えることが説明されています。そして、「near here」の他に、「near by」や「around here」も使えることや、道の尋ねる言い回しには「Where is〜?」「How can I get to〜?」「Could you tell me the way to the〜?」なども紹介。

さらには、その質問への返事の仕方まで記載されています。

この解説の広がり方が私はとっても好き!

表面だけの説明ではなく、実用的だと思いませんか?

Basic English Speaking

 今度はインターネットのサイトのご紹介。

こちらはシチュエーションごとの言い回しを解説しています。

サイトの冒頭でも英会話を向上させたいなら、Common phrasesとExpressionsを勉強するのが非常に大切!と説明されています。

型を勉強するのは世界的にも共通の認識なのかもしれませんね。

このサイトは、主に3つのコンテンツを含んでいます。

Common expression」と「Common Sentence Pattern」 と「Daily English Conversation」です。

Common expression

50のシチュエーションに分けて英語の表現を学ぶことが出来ます。

センテンスの音声を聞くこともできる優れもの!

basicenglishspeaking.com

下はMaking promisesの例

太字の部分を型として覚えてしまえば、使い勝手が良さそう!

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Common Sentence Pattern

こちらは100のフレーズが整理されています。

上で紹介した「これで話せる」英会話の基本文型87よりはちょっと難しめのフレーズです。

どちらかと言えば、知っているけどなかなか口に出ないようなフレーズばかり。

ちょっと難しいけれど、どれもダイアログで会話形式の例が載っているので、そちらを参考に使い方を勉強できます。

basicenglishspeaking.com

本当は留学時の授業で使用していたテキストの名前確認しておけばよかったんです@@

すっかり忘れてしまった・・・。

とはいえ、日本の書籍でも海外のサイトでも非常に有用なものがたくさん見つかりました。たくさん練習して、瞬時に口から出るようにしたいですね。