空に向かって走る

ときどき英会話、ときどきTOEIC、ときどき便利なこと。思いついたことを書きためます。

「〜だと思った」を英語で?驚いたとき、意見

英会話をしているとよく出会うのが「〜だと思った」という言い回し。

慣れない英語でコミュニケーションをとっているので、ついつい勘違いで話が進み、「〜だと思っていました!」といった言い訳に使うことが多いです。

本当が前もってちゃんと確認しながら話を進めていればいいのですが・・・。

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photo by musiciennedusilence

他にも、自分が思ってもいなかったシチュエーションに出くわした際や、ちゃんと自分の意見を伝える際、こう言いたくなりますよね。

 

使う単語は非常にシンプルで、

I thought(that〜):〜だと思った。

 「〜だと思っていた。」の日本語を意識しすぎると、「〜ていた。」つまりthat節内をどう表現するのが悩んでしまうと思います。

けれども時制の一致の考え方をすればそんなに難しいことはありません。

 

thought以外にもいろいろ言い方はあるようですが、ネイティブに確認したらまずはこれでOK!とのことでした。

 まずは基本の言い回しを使いこなせるようになりましょう。

ポイントはthat節内の時制の一致

使う動詞はthinkということは分かりましたね。

今回表現したい「〜だと思った」というのは「過去の話」をしているので、動詞は過去形のthoughtになります。

時制の一致という考え方から、that節内も吊られて過去形になる必要があります。

 

単純に過去の話の場合:that節内は過去形

I thought (that) it was a dog.「私はそれは犬だと思った。」

 

I thought (that) it was surely a dog.「私はそれはてっきり犬だと思った。」

surelyという副詞を加えることで「てっきり」という確信が強かったことを表現できます。 

 

I thought (that) it was a dog somehow.「なんとなく犬だと思った。」

 

一方で漠然とした気持ちであればsomehowが便利です。

somehowは文頭に置いてもOKです。

 

that節内に助動詞が含まれる場合も同様に過去の形にします。

mustやshouldのように過去形がないものはそのままで大丈夫です。

 

I thought (that) he would get angry.「彼は怒るだろうと思った。」

 

過去に完了していた話の場合:that節内は過去完了形(had+過去分詞)

先程とは違い、「〜と思った」という主節の時間よりも前の時間にthat節内の出来事が起きている場合です。

 I thought (that) you had quitted the job. あなたはその仕事を辞めたと思った。

 

 おまけで「〜と思った」に近い表現を紹介します。 

1) Just as I thought:思った通り 

Just as I thought, you like UNIQLO.

思った通り、あなたはUNIQLOが好きだね。

 

2) I knew it. :やっぱりね。

「やっぱりね。だと思った。」 という言い方は「I knew it.」が有名ですね。

海外ドラマやアニメでもよく見かける台詞です。

千と千尋の神隠しで、「それはお腐れ様ではないぞ!」と分かった際に「I knew it.」と言っていたのが印象深いです。

これで伝わるかな??

同じ意味で「That's what I thought.」とも表現出来ます。

  

いかがでしょうか?

使う単語は非常にシンプルですが、時制の一致は慣れが必要ですね。

日本語の「思う」は、英語ではthinkの他にも非常に多種多様な種類があります。

それによってもニュアンスが少しずつ変わってきますので、また今度まとめようと思います(^-^)/