Phrasal verbsで英語力を磨く!おすすめ参考書と学習方法
Phrasal verbs(句動詞)で表現の幅が広がる
英会話でなかなか思うように表現できない・・・。
でも改めて調べてみると、結構簡単な表現で言い表す事ができるんだな〜。
と思うことってありませんか?
私達が思っている以上に、
そしてネイティブは会話の中でそうしたPhrasal verbsであれこれ表現しています@@
look for:〜を探す
look afetr:〜の世話をする
look forward to:〜を楽しみにする
簡単なものだとこんな感じ。
記事とか参考書によっては「基本動詞を元にするから覚えやすい!」という意見もあるし、一方では「元の動詞の意味から大きくハズレるものもあるから逆に難しい」という意見も。
いずれにせよ、日本人は1つの動詞で1つの動作を表現しようとするから言葉に詰まる・・・。んですよね。もちろん私もその一人。
英語は英語、日本語は日本語!というような割り切りが必要で、『take=取る』みたいな1語1訳での理解ではなく、ネイティブが『take』をどのような動詞として認識(イメージ)しているのかをしっかり理解する必要があります。
もちろん句動詞を学習する上で、合わせて前置詞のイメージも理解せねばなりません。
ちょっと気が引けるな〜って思うかもしれません@@;
が!
実際に海外に留学していた人の話を聴くと、Phrasal verbsの勉強をしたら会話の幅がぐっ!と広がったよ!っていう人、ほんとうに多いんです。
ブログであったり、ニュース記事でもそうした内容を目にすることが多いです。
いろんな人がそう言うし、確かにネイティブってたくさんPhrasal verbs使うな〜と思っていたので私も便乗してみることに。
Phrasal verbsには洋書の参考書がオススメ
Phrasal verbsを勉強するのは、『Phrasal verbsを覚える』というよりも、『ネイティブの動詞や前置詞へのイメージを理解する』という感じです。
それらを上手いこと日本語に訳している日本語の参考書もありますが、やっぱり英語を英語で理解するのとはワケが違います。
ネイティブはそんな感覚なんだな〜っていう考え方をするとちょっと気が楽になるかもしれません。
英英辞書を読むのと同様に、洋書の参考書を読む際には基本的な文法用語、例えばverb(動詞)、noun(名詞)をサラっと覚えてからの方が読みやすいです。
では個人的にオススメな参考書をご紹介。
Really learn 100 pharasal verbs:最初の1冊にオススメ
黄色い表紙で非常に目立つこの参考書。
お世辞にもオシャレな表紙ではない?ですが、安心してください。
Oxford出版社による確かな参考書です。
これから句動詞を勉強する方はもちろん、英会話の基礎を身に着けたい方にもオススメ!
表紙に記載があるとおり、SELF-STUDY、つまり個人で学習するための参考書です。
洋書の参考書だとSTUDENTS(生徒用)とTEACHERS(教師用)みたいに別れているものがあるけれど、これはこの1冊で完結できる個人向けの参考書です。
A-Zの順で句動詞が並び、1ページにつき1句動詞です。
例文、解説、問題が含まれています。もちろん回答もあります。
個人的に本書をオススメする理由は、そのボリュームです。
多すぎず、少なすぎずな量で、TOIECの特急シリーズくらいのボリュームです。
洋書の参考書を選ぶ際に、あまりにもボリュームが多いものを選んでしまうと今度は取っ付きにくくなって放り投げてしまいます笑。
句動詞そのものへの解説や、間違い探しの解説なども丁寧に書かれているため、安心して学習できます。さすがOxfordです。
中学校で習う基本的な動詞を使った基本的な句動詞が100個掲載されており、今から句動詞を勉強する入り口としてはピッタリかと思います。
洋書なのでちょっと高めの1,400円ですが、和書にはないリアルな英語を感じ取れるオススメの1冊です。
黄色い表紙を終えたら、レベルアップ用の青い表紙、そしてビジネス用の赤い表紙のものもあります。
Work on your Phrasal Verbs:サックリ読み進めたい人向け
先程のOxfordのものと比べて語数は400と多めです。
Amazonでは1,800円と少し高めですが掲載されている語句でみるとコスパがいいです。
こちらも有名なCollinsによる参考書なので安心できますね。
句動詞の解説、問題、解説が付いているのは先と同様です。
この参考書は句動詞の意味ごとにページが分けられて説明されていて、Oxfordのものと比べると比較的サックリした構成になっています。
例えば、『Basic action』の章では、fall down, get off, get out・・・と句動詞が並び、それぞれに対して解説の英文が並びます。
そしてその次のページで問題がまとまっており、そこでしっかり身につけるという流れです。
上で紹介したOxfordのものの方が解説は丁寧なので、より英語力がないとちょっと大変かもしれません。
個人的にはCollinsの参考書は他とちょっと違った癖があるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。おそらく独自のコーパスに基づいた記載がそうさせているのかな?
English Phrasal Verbs in Use:ボリューム重視の方へ
今回紹介するものの中では最も有名ではないでしょうか。
洋書をチェックしたことのある方であれば必ずや目にしたことがあるはず。
Cambridge Universityによる参考書でこちらも安心できますね。
大きな古本屋さんにはあるかも?な1冊です。
この参考書はとにかくボリュームが凄く、厚みはTOEICの公式問題集くらいです。
約1,000の句動詞が掲載されていて、非常に細かな説明、図解、絵など非常に濃い内容です。
そのため、読むべきセンテンスが多いので、ある程度の基礎を理解していないと、大変かも。
サイズも内容も濃いので、腰を据えてじっくり読むのにはオススメな1冊です。
Amazonで購入する際はwith answerと記載のあるものを選んで下さいね。
学習方法:英英辞書を上手に使おう
洋書なのでもちろん全てが英語表記です@@
学習者向けの書籍なので、変に難しい表現は使われていませんが、とはいえ読み進めていく上で躓くことも多いです。
例えば、句動詞ならではかと思いますが、参考書に書かれている『句動詞が辞書に載っていない』 なんてこともあります。
個人的な体感では英和辞書ではなく、英英辞書で検索するとサックリ見つかる気がします。
成句検索だけでなく、例文検索も合わせて使って見て下さい。
しかし、こればっかりは辞書に依存する部分ですので、複数の辞書で検索すると良いかと思います。
(中でも英英辞書のロングマンなんかは句動詞の掲載が多いかな?)
辞書を複数揃えるのはお金がかかるので、まずはWebサイト上で利用してもいいかもしれませんね。
『辞書で調べたけど分からない!』『本当にこの理解でいいの?』っていうこともあります。
そういうときはとっておき!ネイティブに直接質問しましょう笑
以前に紹介した、こちらのアプリでネイティブに質問できます。
英語で英語を質問することになるので、ちょっとややこしいですが、リアルな意見を貰えるので、上手に使うとかなり重宝します。
いかがでしょうか。
なかなか洋書を手に取る機会は少ないかもしれませんが、読み始めてみると英語を英語を勉強するのって面白い!って思えるはずです。
初めから難しいものに手を付けると、読み解くのに疲れてしまって内容が頭に入ってこないと思うので、初めは軽めの内容からスタートすることをオススメします。
今回3冊を紹介しましたが、最初の1冊目にオススメできるのはReally Learn 100 Phrasal Verbsかな〜なんて思ったり。