iPhoneの内蔵辞書もなかなか便利?!有料辞書との比較
語学学習の際に必須な『辞書』がiPhoneの標準機能として組み込まれているって知っていますか?
意識したこともないという人が多いと思いますが、そこそこ便利なのでご紹介します。
品詞はもちろん、例文も、発音記号も文法についても丁寧に記載されていて、本当に凄いんです。
この辞書はなぜか『設定』からはアクセスできない上、事前に設定が必要なことから使ったことがないという人が多いはず。
iOS 7から搭載された機能だそうです。
(もちろん有料の辞書もオフラインで使用が可能です。)
設定と使い方
Safariなどで適当に英単語にカーソルを合わせて、メニューを出し『辞書』を選択。
今回は「estimated」を選んでみました。
次に画面左下の『管理』を選択します。
こんな感じでダウンロードできる辞書の一覧が表示されます。
有名な辞書の数々に驚きませんか?
アメリカ辞書では『Oxford』、英和・和英辞書では『ウィズダム』 など、無料でこれらを使えるのは凄いですよね。
設定したい辞書の右側の「雲マーク」を選ぶとダウンロードと設定が完了です。
設定が出来たので、再度「estimated」にカーソルを合わせて辞書を開いてみます。
私は英英辞書と英和・和英を設定しているので、上の画面のように表示されます。
各辞書の画面を選択すると、英単語のより詳細な内容を確認することができます。
有料辞書と比較すると
有料辞書も標準辞書もオフラインで使えるというメリットは変わりません。
今回は有料辞書としてAppストアで購入可能なウィズダムで比較してみようと思います。
左が内蔵辞書のウィズダム、右が有料辞書のウィズダムですが内容を比較してもご覧の通りほぼ一緒。
発音記号、品詞、例文まで丁寧に記載されていて、内容では有料辞書との違いが見つかりません。
もちろん有料辞書のほうが便利な機能が目立ちます。
具体的には
・発音を再生可能・ジャンプ機能(他の辞書で再検索可能な機能)・辞書内のリンク機能・カラーのためメリハリがあって見やすい・ブックマーク機能・検索機能
などでしょうか。
英語学習でとても重要な、「発音が音として確認できる」点はやっぱり便利ですよね。
さらに単語をタップするだけで、その単語を調べることができる等、有料辞書には至れり尽くせりの機能がたくさんあります。
また、内蔵辞書は分からない単語にカーソルをあわせてやっと機能します。
辞書として単語を検索する機能はありませんので、ネットサーフィンをしている際に使うくらいしか、使い道が思い当たりません。他にもあるかな?
などなどの細かな機能を含めてもやはり有料辞書の圧勝です!
もちろん有料(¥2,900)ですからね。
英語学習を本格的にする方にはもちろん有料辞書がオススメですが、iPhoneではそこまで求めていない方には無料の内蔵辞書でも十分かもしれませんね。
有料の辞書については以前記事にしたので、是非ご覧下さい。
英英辞書、本当にオススメです。
有料辞書は一見すると高価ですが、使用頻度を考えると安いお買い物になりますよ^-^
アルク ENGLISH JOURNAL 編集部 アルク 2016-09-06