空に向かって走る

ときどき英会話、ときどきTOEIC、ときどき便利なこと。思いついたことを書きためます。

OKの意味を今一度見返してみよう!

英会話の際についつい「OK」で済ましてしまう、便利ワード。

しかし時には場違いに聞こえてしまうって知っていましたか?

今回はOKを今一度見返して正しく使いこなしましょう。

 

http://www.flickr.com/photos/17912374@N06/2122976602

photo by Anderson Mancini

まずはOKの意味について知ろう

OKとは「All correct」の略で、「すべて正しい」が本来の意味だそうです。

使われ方としては「同意や賛成、承認や好調、正しい」といった意味を持っています。また会話の切り出しや、話しの転換など幅広く使われます。

1. Used to express agreement or acceptance

同意や承諾を表す際に用いる

OK, OK, I give in.

わかった、わかった。降参だよ。

Oxfordより引用

 これは日本語でもよく使われる言い方ですよね。

ただしこれはカジュアルな言い回しなので、ビジネス等ではあまりオススメしません。打ち解けた間柄であれば別ですが。

 

2. Satisfactory but not especially good

満足しているが、とりわけ良くない

the fight was OK

そのフライトはまあ良かった

ここでのOKがちょっと日本語のニュアンスと違います。

上のOxfordの説明である通り、100%気持ちの良い響きではなく、ネガティヴな意味を含みます。

話し方によってもニュアンスは大きく変わりますが、「まぁ、まずまず」といった様子です。

同じ意味で「so-so」があります。

I'm OK.「結構です。」「まあまあ。」

相手からの提案を断る際につかわれるのがこの言い方で、多くの人が勘違いしてしまいがちです。

How are you?やWhat's going on?といった挨拶に「I'm OK.」で答えると、「悪くはないよ」の意味になります。「good」の意味はありません。

また、Do you want some?「ちょっと食べる?」といったように相手に何かを勧められた際に、「I'm OK.」は「結構です」と断ってしまっていますので気をつけましょう。

 

やはりカジュアルな言い回しになるので、丁寧に表現したい場合は次に挙げる言い換えフレーズを参考にしてください。

 

OKの言い換えフレーズ

1) All right

状況が好ましい時、申し分なく満足な場合に使われるフォーマルな表現です。

All rightはgoodやwellよりも「良い」という意味が強いフレーズです。

How are you today?「今日の調子はどうだい?」

It's all right.「とってもいいよ!」

Everything is all right!「すべてが順調だ!」

It was all right.「それはまずまずでした」など

 

2) Fine

All rightと同様に状況がよい際に使われるフォーマルな単語で、使い勝手がよいのが「fine」です。

実際には「It's fine.」または「I'm fine.」の形で使うことが多く、相手の気遣いや提案をふんわり断る際に用います。

ホームステイ先で、あれこれしてくれる相手に「大丈夫だよ、ありがとう。」と伝えるのに「I'm fine, thank you.」が役立ちました。 

+でthank youを加えると、より丁寧になります。