DUO3.0は英語の基礎固めにオススメ！！受験もビジネス英語もコレ1つ
DUO3.0は英語の基礎固めに最適
大学受験でDUO3.0にお世話になった方も多いのでは？
私もその中の1人でした。DUO3.0は名前から分かるように、バージョン3なんです。
昔はDUO2.0だったそうですが、ずーっとDUO3.0のままなのでこれが完成形？なのかもしれません。
まず、DUO3.0とは、
1) 重要単語1600語＋熟語1000語を560本の例文に凝縮
2) TOEIC対応点数600点〜780点, 大学入試偏差値58〜65程度
3) CDは別売りで基本編、復習編の2種類（必須！）
というちょっと他の単語帳とは違った構成をしています。
1つの例文に重要単語や熟語が散りばめられていて、全部で560本の英文が収録されています。
この560本の英文は復習用CDを使うと約1時間で全てをチェックすることが可能です。
1時間で重要単語1600語、重要熟語1000語をチェックできるって凄い効率の良さだと思いませんか？？
TOEICで有名な金のフレーズは1000語を音声でチェックしようとすると約4時間もかかります。
別売りCDの比較
DUO3.0は別売りで基礎用CD(2800円)、復習用(1200円)の2種類あります。
基礎用は次の1例文ごとに次の順番で収録されています。
1) 例文の和訳の読み上げ
2) 例文の英文の読み上げ（スロースピード）
3) 見出し語
4) 例文の英文の読み上げ（ナチュラルスピード）
1) 〜4) が終わったら、次の例文に移るという順番です。
一方で、復習用は例文の英文をナチュラルスピードで読み上げていくだけです。
非常にシンプルです。
別売りのCDはメルカリで安く買えるので、そちらを利用するのもオススメです。
一度パソコンに取り込めば必要ないですからね。
DUO3.0の学習方法
DUO3.0は既に学習方法が確立されています。
本書の冒頭部分にも記載があるので抜粋すると、大きく2つのSTEPがあります。
STEP １：基礎用CDが必須
1) 560本の見出し英文を、それぞれの単語・熟語の意味をしっかり理解しながら和訳する
2) ネイティブのナレーションを聴いて日本語の意味が自然と浮かんでくるようになるまでリスニングを続ける(基礎用CDを用いて)
3) 日本語での意味をイメージしながら英文の音読を繰り返す
STEP 1から基礎用CDを使用します。
残念ながら基礎用も復習用もCDは別売りのため、別途購入する必要があります。
初期投資がちょっと高いのがDUO3.0の難点ですね。
STEP 1では主に例文と見出し単語のみに焦点を当てた学習になります。
欲張って関連語（同意語や反意味語）まで目を通す必要はありません。
DUO3.0は辞書のような丁寧さで関連した語句が記載されていますが、あまりにも膨大なため、STEP 1の最中はスルーしてください。
STEP 1で大切なのは自分でも声に出して例文を音読することです。
上の3) の箇所ですね。
例文そのものに重要な単語や表現が含まれているため、声に出して耳と声で覚えていくほうが遥かに効率よく記憶に定着します。
1日1セクションのペース配分
DUO3.0の560の例文は45つのセクションに別れていて、1日1セクションを目安に勧める方が多いです。
1セクションには約8つの例文が含まれています。
1日の勉強するペースが例文8つというとなんだか続けられそうな気がしませんか？笑
このペースだと約1ヶ月半でSTEP 1がクリアする計算になります。
とはいえ実際にこのペースで勉強すると、なかなか難しいかもしれません。
1つの例文に苦手な単語や表現が多く含まれていると、その日が妙に辛く感じます＠＠
私の経験ですが、それでもペースを乱さず、進めたほうがいいと思います。
ペースを乱すとその後の学習ペースがいい加減になりがちだからです。
あまり記憶に定着できない単語があっても、STEP 2以降で回収することがいくらでも可能なので、あまり気にする必要はないかもしれません。
STEP 2-A：復習用CDが必須
1) 復習用CDを毎日2回ずつ聴くことを1ヶ月繰り返す
STEP 2-B テキストをさらに深く
1) それまでに覚えた見出し語の関連語を少しづつ覚えていきます。
STEP 2ではひたすら復習用CDを繰り返し聴くことになります。
上でも書きましたがDUO3.0の復習用CDは1週で約1時間です。
通勤通学の時間を上手に使って、何度も何度も聴いてください。
また、出来る限り音読する場を設けることで記憶に定着させる助けになるので継続して行って下さい。
声に出して音読するだけですごい記憶に残ります！
STEP 2を初めて余裕が出てきたら、関連語に取り掛かると丁度いいと思います。
DUO3.0は見出し語だけでなく、関連語にも重要な語彙がたくさん含まれているので、まんべんなく勉強できれば理想です。
DUO3.0をより効率よく行うために
上でも説明しましたが、DUO3.0を学習する上で別売りのCDはもはや必需品です。
STEP 1の基礎編で一語一句確認しながら耳に慣らす際には、SONYのウォークマンの語学学習機能が非常に便利なので、そちらも参考にしてみてください。
さらにSTEP 2でひらすら復習用を聴くさいは、歌詞カードとしてDUO3.0の見出し英文を入れておくと本がなくても確認が出来るので便利です。
ネットで『DUO3.0 歌詞』 と検索すると、見出し例文がヒットします。
とはいえ、これって著作権的にOKなんですかね？(^_^;)
グレーっぽいのでリンクはココに貼りません＠＠
iTunesの場合、曲を右クリックして「情報を見る」の画面内で歌詞の追加が出来ます。
下の画像は復習用のSection 1の編集の様子です。
iPhoneの画面ではこんな感じで表示されます。
復習用の場合は歌詞があったほうがすぐに確認できて便利ですよ。
DUO3.0はTOEIC向けというより・・・
いろいろな雑誌や口コミでTOEIC対策にDUO3.0をオススメされることがあります。
が、私個人の考えではTOEIC向けではありません。
あくまでも英語の基礎固めだと思います。
TOEICのスコアアップを希望しているなら、間違いなく金のフレーズ1択です！
というのも金のフレーズはTOEICの頻出単語のみを凝縮しているからです。
TOEICにド直球な単語帳ですからね！笑
一方でDUO3.0は英語圏で使用されている単語の会話に必要な最低限の語彙をカバーしているイメージです。
なので、DUO3.0に掲載されている語彙力を身に着ければ、基本的な英会話で困ることはなくなると感じています。
セブで短期の語学留学をした際に、授業語にで「あれってどう言えば良かったかな？」と感じながらDUO3.0をペラペラめくると、「こう言えばよかったんんだ！」と感じることが非常に多かったです。
DUO3.0で英単語だけでなく、例文そのものが非常に価値ある姿をしているので、ちょっと応用を聞かせるだけで表現の幅が広がるように思います。
そうした点が、長年ベストセラーとして愛されている理由なのかな〜と思ったり。
