空に向かって走る

ときどき英会話、ときどきTOEIC、ときどき便利なこと。思いついたことを書きためます。

【参考書】金のフレーズ TOEICの単語帳で悩んだらコレ!

金のフレーズはTOEIC単語帳で1,2を争う人気本です。

金色の表紙で目立つので本屋さんで見かけたことがあるのでらないでしょうか?

1) 金のフレーズとは?

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レベル別での構成

TOEICのスコア別(600点, 730点, 860点, 900点)に構成されていて、レベルや目標に合わせて学習できる。
単語数は全部で1000語!なんだか出来そうな気がしませんか(^ω^)?
 
立ち読みができるので、参考にして見て下さい。

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ 

 

コスパの高さ

音声はネットでダウンロードできる上、
本書は890円程なのでコスパが非常に高い。サイズが小さいのも扱いやすくて◎。
特急シリーズの書籍はどれもお手頃価格でコンパクトで好評です。
 

TOEICの全パートに対応

掲載さている単語はTOEICの全パートを意識したものです。
リスニング、リーディングパートのいづれも網羅しています。
また、Part1の頻出表現や同義語をまとめた内容も含まれており、これだけでも一見の価値ありです。
 

著者はTEX加藤先生

著者はTOEIC講師で有名なTEX加藤先生
TOEICオタクとして990点を数え切れないほど獲っている、まさしく大先生。
信頼できる先生の著書なので安心して取り組める。
 

残念な点

単語に発音記号がない

発音あっての単語学習だと思うので挙げました。
発音記号がないがゆえに、見やすいページ構成をしているという感じもしますけどね。
 
とはいえ、全体を見渡せばこの点は見逃しても問題なしと思えます。
 リスニングの音声をいっぱい聞くのでまあ大丈夫かと。
 

例文やコラムもすべてTOEICに超特化!!

記載されている例文は全てTOEICでの出題を意識して作成されているので、リスニングやリーディングにおいて単語の意味の当てはめがするなりといくようになります。
 
例えば「balance
TOEICでは「残高」として出題することを教えてくれます。
 例文もコラムも「TOEIC」な内容で、イメージが掴みやすいです。
 
英会話の学習には不向きですが、ビジネス英語に必要な英単語を学習するのにはもってこい。つまり本当にTOEIC向きということ。 

2) 学習方法

人によって学習方法はいろいろあると思いますが、私のおすすめの方法を紹介します。
 

数字のある目標設定をする

ただ漠然と単語帳を読んでも覚えられないだけでなく、継続が難しいです。
そのため「1日100単語」といったように目標を設定しましょう!
(掲載語句は1,000なので10日の計算です。) 
個人的なオススメはインデックスシールの活用です。
ついつい単語帳を使って学習する際、『なかなかページが進まない!』っていませんか?
それまでのページの復習に力を入れすぎてしまうがあまり、新しいページに進めないといった感じです。はい、私です。
 
インデックスのおかげで、やるべき範囲が明確になるだけで不思議と進めやすくなったので、同じような方にはおすすめです。

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TOEICでは英訳する問題は出題されないので、英語を見てその内容が理解できれば大丈夫です。まずは空欄の英単語が埋められるように反復練習をします。
 
余裕があれば日本語から英単語を言えるようにする(アウトプット)ことも挑戦して下さい。 
 
右側のページの解説欄にもTOEICを解く上でのポイントがたくさん含まれているので必ず読みましょう!単語に対するイメージを掴めるので、記憶が定着しやすいです。
 
金のフレーズはレベルごとにセクションが別れていますが、例え目標が730点の人であっても必ず最後まで一通り目を通すことをおすすめします。
990点レベルの単語だからといって、必ずしも難しい単語とは限りません。
なんとなくでも頭の片隅にこんな単語あったなと思えるだけでも違いますよ。
 

辞書として利用する

問題集を解いていて分からない単語があったら、辞書で調べるだけでなく、
金のフレーズに掲載されているかを確認しましょう。
その単語が何点レベルの単語であったのかの確認になります。
また、TOEICの問題で出てくる単語はほとんど金のフレーズに載っています。
「金のフレーズに掲載されている=この一冊やりきれば安心」
というモチベーションを上げる効果が期待できます。
 
さらにアウトプットや応用力を持ちたい場合は辞書(英和または英英)で調べて、英作文をしてみると◎ですよ。

リスニングを活用

せっかく音声が無料で使えるので是非ダウンロードしましょう。
まだ単語を覚えていないときには「聞く→実際に声に出す」を繰り返します。
慣れてきたらシャドーイングにも挑戦しましょう。
単語は単体で覚えるよりもフレーズで覚えたほうが記憶に残りやすいですよ。
そして、きちんと発音を理解することで、リスニングパートでの聞き取りがぐっと楽になります。
というより、発音を知らないと知っているはずの単語もスルーしてしまします@@;
 
金のフレーズは人間の短期記憶の限界とされる7語以内のフレーズで構成されています。
単語だけでなく、このフレーズそのものの登場頻度が非常に高いです。
前置詞や不定詞、動名詞といった用法も含めて学習できるので、一石二鳥ですよ。

理解度チェック

理解できたのかの確認は「音声を聞いてその意味が分かるか?」を判断基準にして行いましょう。
これにより、「ちゃんと覚えているのか?」それとも「覚えた気になっているのか?」のふるい分けが可能です!!
 
①聞き取れて、英語のまま理解できる
②聞き取れるが、理解するのに時間がかかる
③聞き取れない
 
目指すはもちろん①です。
 
“ I have an apple. ”
と聞いたらなにも考えずに理解できますよね?イメージはそんな感じです。
 
この総仕上げをするのとしないのとで大きく差が開くところなので、必ず行ってくださいね。
 
単語学習は反復練習が基本ですV(^_^)V